クリスマスが終わったばかりですが、玉川中学校の職員玄関を入った正面には、お正月らしい準備がされています。金屏風に折り紙で作られたかわいらしい12の干支が貼られています。ちなみに、来年の干支は「乙巳(きのとみ)」です。
生徒が下校した後は、先生方の打ち合わせがありました。そして、昼食をはさんで、今度は「職員作業」です。
日頃なかなか片づけたり、清掃したりできないところを協力して作業していきます。理科室、美術準備室、廊下、プールのトイレ、グラウンド倉庫など、先生方が協力して作業を進めていきました。処分しなければいけないものもたくさん出てきた、なかなかの「断捨離」でした。先生方、お疲れさまでした。
終業式が終わって、生徒たちはそれぞれの教室に戻りました。その後は、2学期最後の学活です。
いろいろな連絡事項や配付物もありますが、大切な通信票の受け渡しもありました。どのクラスでも担任の先生が待っている廊下に出席番号順に生徒一人ひとりが受け取りに行きました。そこでは、2学期を振り返って学習面と生活面などの頑張った点、課題などを丁寧に話をしていました。一人ひとり意識を持って、3学期の飛躍に期待します。
最後は表彰です。今回は部活動だけではなく、文化面での活躍が目覚ましかったです。人権作文や税の作文、和田傳文学賞で表彰されました。しかも、人権作文は県でも表彰されました。税の作文は県の教育長賞や厚木税務署長賞を受賞しました。税務署長賞の生徒は、先日、一日税務署長を務めました。さらに、和田傳文学賞では、大賞という好成績をあげました。
また、卓球部では、1・2年生の男子・女子の部のすべての部門で入賞し、優勝もありました。日頃部活動を頑張っている成果です。
生徒代表のことばの後は、学校長のことばです。校長先生からも、実に5年ぶりに3学年そろって行われた文化発表会の話がありました。また、今年度の「特色ある学校づくり」として取り組んでいる「部活動の活性化」と「地域との協働」についての成果を伝えていました。
終業式が終わった後には、生徒指導担当の先生の話です。生徒の姿から、「充実した2学期」であったことが伝えられ、始業式のときに話した行事、ルール、思いやりについて振り返りました。絆を大切に3学期を過ごしてくださいという話がありました。
校歌の後は、生徒代表のことばです。各学年から学級委員の代表が上がり、生徒会長も話をしました。
各学年の学級委員からは、「飛躍を感じた2学期」「成長して絆が深まった2学期」などがあり、文化発表会などを通して、団結力が強くなったという話がありました。
生徒会長からは、「文化発表会から、何を得ましたか?」という問いかけがありました。生徒会長は、「仲間との絆」だと言っていました。その後は、各学年に向けての話がありました。
とうとう2学期最終日がやってきました。本日も朝から寒いながらも良い天候に恵まれています。朝の会が終わった後、全校生徒が体育館に集まり、終業式が行われました。
開式のことばの後は、校歌斉唱です。これまで玉川中学校の校歌を引っ張ってきてくれた3年生も、この式を最後に2年生へバトンを渡します。最後のあいさつがありました。
そして、その期待に応えるように、貴重な3学年そろっての校歌を歌いました。この校歌は世界に一つだけのものです。
最後は、学年主任の先生の話です。みなさんは不安があると思いますが、日本全国の中3はみんな不安な気持ちでいっぱいです。だからこそ、「受験は団体戦」です。みんなが同じ気持ちで乗り越えよう。そして、「最高の卒業式」を迎えたいです。何が「最高か」は、一人ひとりが考えてください。このような話です。
次は、レクレーションです。今回のレクレーションは、「学校くーいず!」です。学級委員の話では、かなり難しいクイズです。クラスの中の班対抗で行います。
クイズの問題は、選択肢がありますが、次のような問題です。「玉川中学校の敷地面積は?」「修学旅行で乗った新幹線は?」「〇〇先生が、12/16に『ね』と言った回数は?」「玉中の開校は、昭和何年か?」などです。班で頭をひねって考えていました。難しい問題ほどやりがいがあり、エキサイトするようです。笑顔がたくさん見られた楽しい時間です。
今度は、学年の先生方が選んだMVPです。多い先生で6名を選出しました。
人権作文や税の作文で賞をとった人、清掃を頑張った人、周りの人に和みを与えてくれる人、クラス合唱の伴奏者、玉中合唱団を引っ張ってくれた人、修学旅行で友達にやさしく接してくれた人、授業で頑張った人などが表彰されました。
次は、学級委員が選ぶ「クラスのMVP」です。学級委員が推薦した理由を言い、表彰しました。修学旅行実行委員や合唱のパートリーダーとして頑張った人、体育委員としてクラスに貢献した人、文化委員としてクラスをまとめ引っ張ってくれた人が表彰されました。
学年集会のトリは、やはり3年生です。6校時は3年生の学年集会が行われました。
最初は、各クラスの学級委員より、2学期の振り返りがありました。スライドにまとめられていて、それをスクリーンに投影しました。行事に全力で取り組めた、係・委員会の仕事をしっかりとできた、勉強への意識が高まったなどの良かった点が伝えられました。その他にも、「『受験は団体戦』を達成するために頑張ること」「最高の卒業式にするために頑張ること」が発表されました。さらに、「ほっこりエピソード」では、理科の授業のこと、修学旅行での学級レク、重要人物が文化発表会のための朝練を忘れたことが披露されました。
最後は、学年表彰ということで、各クラスから数名ずつ「2学期のMVP」が選出されました。
担任の先生から名前が読み上げられ、推薦した理由が伝えられました。班の人たちのために進んで仕事をする人、クラスのお姉さん的存在の人、ボランティアを頑張っている人、学級委員としてクラスに貢献している人、学級委員・指揮者・生徒会本部役員として大活躍の人、班長として班を支える人、体育委員としての仕事に責任を持っている人です。その他にも素晴らしい生徒たちがいますが、厳選しました。
さあ、いよいよ決勝戦です。決勝戦のカードは、素晴らしいスピードで勝ち上がった1組VS本気度を感じる先生と学級委員チームです。どちらも負けられないという闘志がむき出しです。スタートすると、一目散に走って列を作りました。まさしく接戦でしたが、わずかの差で先生と学級委員チームが優勝しました。楽しい時間を過ごせたことが何よりです。
2試合目は、3組VS先生と学級委員です。普段競技をすることのない先生方も、本日は本気のようです。真剣に勝とうとしています。スタートして、先生と学級委員チームはチームワークがよいようです。次々に大玉が運ばれています。それを見た3組の生徒も負けられません。やはり、楽しそうです。結局、接戦の末、先生と学級委員のチームが勝ち上がりました。
次はレクレーションです。今回は体育大会のときにもやった「大玉リレー」です。
クラス対抗で、体育館の縦を生徒たちの頭の上を大玉を渡し、往復します。1試合目は、1組VS2組です。競技がスタートしましたが、みんなで協力しなければいけないということもあり、とにかく楽しそうで笑顔がたくさん見られました。1組が接戦を制しました。
学年の副担任の先生から話がありました。今年の干支が「竜」、そして来年の干支が「蛇」です。「この2つの干支を使った故事成語は何でしょう?」という質問がありました。なかなか難しいです。正解は、「竜頭蛇尾」です。中学生になりたては、勉強や部活動などを頑張ろうという気持ちがあったが、今はどうでしょう?是非、4月の気持ちを思い出してください、という話がありました。同様に「頭」と「尾」を使う四字熟語で、「徹頭徹尾」という言葉を紹介されました。是非、このようになってほしいとのことです。それ以外にも、「いい人すぎる」という話がありました。生徒は集中して聴いていました。
5校時は、1年生が学年集会のために体育館に集まりました。
最初に学級委員長から、1年生の2学期の振り返りがありました。自分たち自身でも2学期は成長できたという実感があるようです。よくできたこととして、授業中に教え合えたこと、あいさつなどを挙げていました。今後の課題としては、提出物が出されていないことがあること、休み時間と授業の切り替えができてないないことを挙げていました。学年の目標である「あいさつ・メリハリ・授業態度」を3学期も意識したいものです。
その後は、各クラスの学級委員からクラスの振り返りがありました。
今回のレクレーションは、「ジャンケン列車」です。しかも特別ルールが3つあります。①最初は違うクラスの人、特に話したことのない人とジャンケンをする ②最後の先頭と最後尾の生徒にはクリスマスプレゼントがある ③とにかく楽しもう というものです。非常にシンプルなゲームですが、とにかく楽しそうです。最初は一人ひとりバラバラでしたが、それが2人となり、4人となり、どんどん列が長くなり、学年が一つになっていきました。とても有意義な時間を過ごしました。
学年集会も徐々に佳境に入っていきます。一人の学級委員が前に立ちました。どこかで見た光景です。そうです。この学級委員は1学期の学年集会のときも一人で話をはじめ、夏休みに北海道に行くことを話した生徒です。みんなの笑いを誘っていますが、なぜかあやしいです。話をして、時間を稼いでいるようです。
そして、その謎が解けました。「ジングルベル」の音楽に乗って、かわいらしいサンタが5名も現れました。よく見ると、先ほどまで前で話をしていた学級委員です。しかも、「ジェスチャーゲーム」を始めました。ジェスチャーが上手なので、すぐに答えが「ゴリラ」や「ダチョウ」だとわかりました。
さらに、クリスマスにはなくてはならない「トナカイ」が登場しました。会場は爆笑です。トナカイをよく見ると、先生のようなそうではないような。サンタさんとジャンケンをして、「ジャンケン列車」を始めました。
今度は、校歌練習です。3学期から、3年生からのバトンを受け継ぎ、新しい校歌の指揮者と伴奏者がデビューします。その練習を兼ねるようです。
変な話ですが、「無理に校歌を適当に歌ってください」という話がありました。確かに、誰も歌っていなかったり、肩を組んで歌ったりしています。そこですかさず、新しい指揮者と伴奏者からのアドバイスが飛びます。そのアドバイスのおかげで、校歌もしっかりと歌えました。
さらに、学級委員からクラスのMVPが発表され、表彰がありました。各クラス1名だけです。体育委員や学年合唱の指揮者を頑張った生徒、大きな声でクラスの合唱を盛り上げたパートリーダー、クラス合唱の指揮者のおかげで感動の涙が出たとも言っていました。
先生の話の後は、各クラスの学級委員から2学期を振り返っての話がありました。ホワイトボードを使ってみんなに明示して、もう一人の学級委員が発表しました。良かったこととして、授業中に挙手が増えたこと、あいさつができたこと、最後まで積極的だったことなどが挙げられました。課題としては、公共の場の使い方や提出物を出していない人がいること、係の仕事を忘れる人がいることなどが挙げられました。その後は、学級目標の達成度も伝えていました。
教科の授業は3校時で終わり、4校時からは学年集会です。トップバッターは2年生です。
最初に学年の先生からの話がありました。この学年の良いところを2つ挙げていました。1つめは、どんな場面でも一生懸命なところです。2つめは、とにかく授業に積極的に取り組んでいる生徒が多いところです。先生からは、「目には見えないもの」を大切にしてほしいという話がありました。それが人間関係であったり、公共の場所の使い方であったりです。ルールだけではなく、マナーも身につけてほしいということです。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、1年生が社会の授業をしていました。「お正月クイズ」をつくるようです。クロムブックで調べて、正月の三が日にしてはいけないものは、①掃除をしてはいけない ②刃物を使ってはいけない ③火を使って煮炊きをしてはいけない ようです。先生と楽しみながら取り組んでいました。
さらに、1年生の授業をのぞいてみました。2棟2階にある被服室をのぞいてみると、1組が家庭科の授業をしていました。ここのところ取り組んでいる「畳縁のペンケース作り」です。多くの生徒は完成して、アジサイの花つくりに取り組んでいました。裁縫ができることは大切なことです。
体育館の中をのぞいてみると、2組が保健体育の授業をしていました。一通りやることが終わったようで、みんなでドッヂボールをしていました。四方を外野で囲み、楽しそうに取り組んでいました。
1棟3階にある1年生のフロアに移動し3組の教室をのぞいてみると、数学の授業が行われていました。図形の面積を求める問題をやっていました。小学校と違って、円周率は「π」です。計算も簡単になるはずです。
今度は、2年生の授業をのぞいてみました。2棟1階にある2年生のフロアに行き1組の教室をのぞいてみると、理科の授業が行われていました。本日の授業は、「天気図を書こう 等圧線編」です。各自にプリントが配られ、それぞれで天気図に向かっていました。
隣の2組の教室では、国語の授業が行われていました。ここのところ取り組んでいる書写の授業です。本日の授業の目標は、「バランスを意識して練習しよう」です。「感謝する心」を書くために、バランスに気をつけながら練習していました。
さらに、2棟4階にある音楽室では、3組が音楽の授業を行っていました。向かい合って、リズム練習を手拍子でしています。「クラッピングラプソディ 第1番」というらしいです。その後は、2学期に歌った曲をみんなで歌うようです。
とうとう2学期最終週を迎えました。笑っても泣いても、2学期は本日と明日の2日間だけです。
本日3校時、青空の下のグラウンドに向かうと、3年生が学年体育をしていました。
ここのところ、昼休みを使って練習している「長縄跳び大会」です。クラス対抗で行っています。長縄跳びは、体育大会にもあった競技ですが、おそらくそれ以来です。クラスごとに作戦会議をして、跳び始めました。残っている生徒は応援で、「いつもくらい60回くらいでいいよ」と友達にプレッシャーをかけている生徒もいました。競技が始まると、回数を一緒に数えたり、「がんばれ!」と応援したりしていました。
勝ち負けはありますが、みんなで楽しそうに取り組んでいることが一番です。普段勉強ばかりしている3年生なので、心が洗われる時間ではないでしょうか。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生が数学の授業をしていました。クロムブックを使って、難しい問題を考えていました。
隣の学習室では、1年生が国語の授業をしていました。漢字テストと書かれたプリントを解いています。わからない漢字は地道に辞書を引いています。集中して取り組んでいました。
さらに、2棟3階に移動し理科室をのぞいてみると、1年3組が理科の授業をしていました。
最初に、先生が本日の実験の説明をしました。おもりをつけたばねがどれくらい伸びるのかを調べる実験のようです。先生が実演して、それをクロムブックで撮影し、その映像を各自のクロムブックで確認していました。
その後は、いよいよ実験です。ばねAとばねBで、力の大きさとばねの伸びを測定していきました。班ごとに協力できるところが、さすがに中学生です。結果から考察ができるとよいです。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し1組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「字形やバランスに気をつけて書く」です。どの学年もここのところ取り組んでいる書写の授業です。お手本を見ながら、「感謝する心」を何度も練習していました。筆を持つと、さすがに静かです。集中して書いていました。少しずつ上達しているようです。
今週も早くも週末になりました。2学期最後の週末です。今朝は厳しい寒さでしたが、陽射しが出てきて、少しずつ暖かくなってきました。
本日1校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き3組の教室と少人数教室をのぞいてみると、数学の少人数授業が行われていました。
片方の教室では、ここのところ取り組んでいる「入試の大問1プリント」です。黙々と取り組んでいました。計算問題は文字式から始まり、平方根、一次方程式、連立方程式、二次方程式まで進みました。二次関数のyの変域の問題では、先生が力を込めて説明していました。
もう片方の教室では、神奈川県公立高校受検のための入試問題を解いていました。こちらも黙々と解いています。計算だけではなく、関数や確率など、さすがに難しいらしく先生に聞いたり、友達同士で教え合ったりしていました。
玉川中学校生徒会本部役員は、毎朝、正門横に立って登校してくる玉中生にあいさつをしています。
本日も、朝厳しい寒さですが、それをもろともせず行っていました。しかも、クリスマスが間近に迫っているということもあり、かわいらしい帽子をかぶって「おはようございます」とさわやかなあいさつをしていました。これだけで、良い一日のスタートが切れます。
今度は、学習室をのぞいてみました。2棟2階の学習室では、3年生と1年生が清掃をしていました。玉川中学校では、明日が大掃除・ワックスがけですが、一足先にいつもお世話になっている教室の清掃に取りかかっています。
丁寧に掃き掃除をして、本日は床にワックスをかけました。1列1列丁寧にワックスをかけている姿が印象的でした。ワックスをかけた後は、しっかりと「たちいりきんし」と貼っていました。気持ちよく新年・新学期が迎えられそうです。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し3組の教室をのぞいてみると、数学の授業が行われていました。
本日の授業は、「おうぎ形の弧の長さと面積」についての学習です。先生のことばを借りると、「5章の最大の山」です。先生が作ったプリントを配ると、意欲的にすぐに解きだす生徒もいました。先生は、電子黒板を使って説明しながら、「弧の長さは、どこの長さ?」「この長さじゃないですよ」と得意のダジャレを言っていました。
その後、各自でプリントを解きだし、プリントが終わった生徒は、コンパスと定規を使って「垂直二等分線」「角の二等分線」「垂線」の作図をしていました。他の生徒は教え合ったり、先生の質問したりしていました。難しいところですが、できるようになってほしいです。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し2組の教室と少人数教室をのぞいてみると、英語の少人数授業が行われていました。
片方の教室では、一般動詞の「現在形」「過去形」「過去分詞形」を音楽に合わせて発音していました。リズムで発音すると、頭に入りやすいようです。その後は、教科書の本文を電子黒板で発音したことに続いて発音していきました。さらに、自分のクロムブックを使って丸読みします。
もう片方の教室では、本日の授業のGoalは「ネルソンとスティービーの関係は?」です。先生が2つの質問を出しました。①スティービーは誰に賞をささげましたか? ②スティービーはマンデラを尊敬していましたか? です。それぞれで考え、答えを言う生徒もいました。①He dedicated the award to Nelson Mandela. ②Yes, he did.が正解です。本校の清掃のときに放送で流れている「I Just Called to Say I Love You」で、スティービーワンダーはオスカー賞を受賞し、それをアパルトヘイトの撤廃に尽力したネルソン・マンデラ氏にささげたという話です。身近な音楽にも、このようなストーリーがあるものです。
今週も週末に近づいてきました。今朝は珍しく小雨がぱらついていましたが、曇り空から陽射しのある天候へと変化してきています。
本日2校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き1組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
教室に入ると、し~んと静まり返っていました。ここのところ学習していた魯迅の「故郷」が一通り終わったらしく、本日の授業はまとめの意味で、ワークを各自で進めていました。さすが、3年生です。集中力が素晴らしいです。これが受験にも発揮されるとよいです。
本日は5時間授業です。本日5校時、1年生は厚木市の推進事業である「カーボンニュートラル」について学習しました。厚木ガスさんから講師の先生をお招きし、生徒は教室でリモートの講話を視聴しました。
タイトルは、「カーボンニュートラルって何だろう?」です。本日学ぶこととして、①いま地球で起こっている環境問題について ②世界各国で取り組んでいること ③日本で取り組んでいること の3つを学習し、それを踏まえて「地球のために、私たちができること」を考える授業です。
クイズを交えながら、わかりやすく説明してくださいました。1つめのクイズは、「電気を使うと、二酸化炭素を出しているか?」です。ほとんどの生徒が「出している」で正解でした。2つめは、「太陽光発電、原子力発電、火力発電で、一番多いのは?」というクイズです。これもほとんどの生徒が、「火力発電」に手をあげました。火力発電を行うと、たくさんの二酸化炭素が出ます。そして、二酸化炭素が増えることで、よく耳にする「地球温暖化」が進みます。大地の干ばつや北極の氷が解けるなど、地球への影響が大きいです。
そこで、「パリ協定」が結ばれました。後半では、「再生可能エネルギーの導入」を学習しました。①二酸化炭素の出ないエネルギーを使う ②空気中に出た二酸化炭素を減らす ③エネルギーを使いすぎない これらのことが「カーボンニュートラル」につながります。二酸化炭素をゼロにするのではなく、「二酸化炭素を出してしまった量」=「二酸化炭素を減らす量」が、「カーボンニュートラル」の考え方です。日常生活で、私たちが実行できることを考えたいものです。
気がついてみると、3日後には「冬至」を迎える時期となりました。2学期の登校日数も片手を切る頃です。
本日、1週間ぶりに給食がありました。しかも、これが2学期最後の給食です。メニューは、コロッケ、切干大根のサラダ、青菜と卵のスープ、ごはん、牛乳です。毎日、玉中生においしい給食を準備してくださる調理員さん、配膳員さんに感謝しながらいただきたいと思います。ありがとうございます。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟4階への階段を上っていくと、音楽室から気持ちのよい音楽が聞こえてきます。中をのぞいてみると、3年生が電子黒板の演奏に合わせて、「遥か」という曲を歌っています。これは、卒業合唱曲です。気持ちよさそうに歌っています。
2棟2階にある学習室では、1年生が数学の授業をしていました。クロムブックで、「eライブラリ」を使って学習しています。座標や図形についての学習です。先生のサポートを受けたり、自分自身で解いて先生に100点を見せたりしていました。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し1組の教室をのぞいてみると、社会の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「アメリカの農業の特徴を知る」です。ここのところ学習している北アメリカの単元です。単元シートを使って、学習を進めていました。クロムブックを使って、センターピポット方式の農場がどこにあるのか探していました。なかなか見つかりませんでしたが、「あった!」という声がところどころから聞こえてきました。
その後は、グループに分かれて協力して学習を進めました。今日のポイントは、「アメリカの大規模農業」「場所によって育てているものが違う」で、ワークシートを使って取り組みました。「果樹」「放牧」「小麦」「酪農」などが、どの地域で盛んなのか考えました。先生からは、「降水量と産業をセットで考えるといいよ」というアドバイスがありました。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し3組の教室をのぞいてみると、理科の授業が行われていました。
本日の授業は、気圧や等圧線についての学習のようです。「等圧線書きに挑戦」と書かれたプリントに、文字通り挑戦して、友達同士で共有していました。
黒板には、次のように書いてありました。「各地の報告」⇒「天気図作り」⇒「天気図の変化」⇒「天気の予想」⇒「天気予報」です。その後、プリントが配られ、気圧を線で結んでいました。なかなか難しいようで、友達同士協力していました。ここで、先生が次のように話しました。「この線を書くのが、パズルのようで面白いという人は、気象予報士に向いています」と。果たして、この中から気象予報士は生まれるでしょうか。
本日は、2学期最後の水曜日です。1週間後には冬休みということです。本日は、給食も最後です。相変わらず良い天候に恵まれています。
本日1校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き2組の教室と少人数教室をのぞいてみると、数学の少人数授業が行われていました。
片方の教室では、リピートプリント「標本調査」をみんなで取り組んでいました。標本の選び方が適切かどうか、一人ひとりが答えていきました。みんな真剣に考えています。
もう片方の教室では、「入試の大問1プリント」に取り組んでいました。本日は「神奈川県編」のようです。最初の方はまずまず進んでいましたが、後半で取り組んだ関数の問題は、やはり難しいようです。友達同士共有しながら進めていました。「受験は団体戦」です。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生が数学の授業をしていました。分数についてのプリントに取り組んでいて、通分などを丁寧にしていました。落ち着いた取り組みです。
隣の学習室では、1年生が国語の授業をしていました。「漢字テスト」と書かれたプリントに取り組んでいて、わからない漢字は地道に辞書で調べていました。粘り強い取り組みです。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し3組の教室をのぞいてみると、理科の授業が行われていました。
本日の授業は、「音」についての学習です。各班で行った音の実験の動画を電子黒板を使って共有しました。弦の長さを変えたり、弦をはじく強さを変えたりして、音の変化を考えます。みんな楽しそうに視聴していました。
後半では、先生がギターを使って実演しました。弦の長さを変えたり、弦の張りの強さを変えたりしました。先生はミュージシャンのように音を楽しんでいる様子でした。高い音を出すためには、弦の振動する部分を短くしたり、弦を強く張ったりするとよいそうです。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し1組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業は、「書写」です。書き初めで「感謝する心」と書く予定ですが、その前段階として、「二年 氏名」を書く練習です。あらかじめ、先生がそれぞれの生徒の名前を行書体で表した見本を渡して、それを参考にしながら各自が練習しました。普段書き慣れていない行書体なので苦労はしていましたが、それぞれが集中して書写に向かっていました。素晴らしい字が書けそうです。
2024年も残り半月となり、1週間後には2学期終業式を迎えるころとなりました。本日も天候に恵まれ、玉中生は元気に学校生活を送っています。
本日1校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き3組の教室と少人数教室をのぞいてみると、数学の少人数授業が行われていました。
片方の教室では、「標本調査とデータの活用」の章末問題をみんなで考えていました。「標本調査」にした方がよいか、「全数調査」の方がよいか。話の中で、先生は不良品に遭遇したことが5回あったそうです。ワイヤレスのイヤホンであったり、グラスであったり、ラジオであったり、残念な経験をしたそうです。
もう片方の教室では、「入試の大問1のプリント」と書かれた他県の入試の計算問題に取り組んでいました。すらすら解ける生徒もいますが、わからないところを友達に聞いている生徒もいました。関数の問題はさすがに難しいらしく、先生に聞いたり、友達同士教え合ったりしていました。チームワークの良いクラスです。
玉川中学校では、来年2月1日に70周年を迎える厚木市の記念事業に参加しました。70周年にちなんで「あと70日」から始まったカウントダウン事業も、本日で「あと46日」です。ここで玉川中学校が登場したのも意味があります。玉川中学校は以前、現在の玉川小学校の土地に小学校と併設してありました。それをいったん廃校にし、昭和54年4月1日に現在ある「みどりの丘」で開校し、今年が46年目になります。
この事業に参加するにあたり、どのようなものにするのか、生徒会本部の人たちにアイデアを出してもらいました。これは、玉中生の行事を中心とした学校生活の写真500枚からなるモザイクアートです。玉川中学校のシンボルである「カワセミ」も登場し、玉中生のように羽ばたいています。
70周年を迎える厚木市のますますの発展を祈念いたします。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生と1年生が英語の授業をしていました。ここのところ取り組んでいる「英語ワードサーチ」です。少しずつレベルが上がっているようです。「above」「adult」「both」「child」などの単語を使ってパズルを解いていきます。先生のサポートを受けながら地道に取り組んでいました。
さらに、2棟2階に移動し被服室をのぞいてみると、1年2組が家庭科の授業を行っていました。
1年生がここのところ取り組んでいる「畳縁のペンケース」づくりです。たての本返し縫いがすんだら、前にいる先生のところに見せに行きます。「評価シート」が各自にあり、先生から評価を受けます。すでにできあがっている生徒は、小さな四角い紙に玉止めや玉結びをし、それを合わせてアジサイを作っていました。制作をしているときは、誰もが真剣です。
今度は、2棟1階に移動し金工室をのぞいてみると、2年2組が技術の授業を行っていました。
本日の授業は、「あんしんライト」の製作で、その1時間目の授業です。それぞれの生徒にキットが配られ、中を確認しながら、先生が説明をしていきました。中を開けてみて、「これ、ラジオなの?」「えっ、すごい!」という声が聞こえてきました。本日は、ハンダづけについてスクリーンに映し出し、先生が丁寧に説明しました。今後の授業で、抵抗器・ダイオードの取付、コンデンサ・電解コンデンサ・トランジスタなど学習し、配線・組み立てをしていきます。難しそうですが、できあがったものは、世界でたった一つのものになります。
12月第3週がスタートしました。2学期の登校日数はとうとう7日になりました。本日も良い天候に恵まれて暖かくなってきました。
本日2校時、体育館に足を運び中をのぞいてみると、3年1組が保健体育の授業を行っていました。
本日の授業は、「マット運動」です。8時間授業のうちの5回目で、約2ケ月ぶりです。約2ケ月ぶりなので、感覚を取り戻すために練習しました。倒立や前転など、友達と仲良く楽しそうに練習を進めていました。いずれ自分で考えた演技構成を1分間の動画に撮り、提出するようです。どんな動画ができるのか、楽しみです。
本日、職員室にある校長先生の机には、たくさんのトロフィーが並んでいました。
これは、昨日行われた厚木市中学生卓球大会で本校卓球部の生徒が獲得したものです。本校卓球部は男女合わせて11名しかいないですが、ほとんどの生徒が表彰され、しかも1・2年、男女ともすべての部門でトロフィーを手にしました。本校卓球部は寒い中でも、体育館や校舎内でコツコツと練習を積み上げている成果です。
本日、あつぎ市民交流プラザを会場として、「和田傳文学賞」授賞式が開催されました。最初に厚木市長様からのごあいさつがありました。
そして、いよいよ表彰が行われました。本校3年生は見事、「和田傳大賞」を受賞しました。身近な玉川の話から始まり、訪れた宮ケ瀬で考えた、今は湖の底にある「古き日の宮ケ瀬」に想いをはせ、宮ケ瀬の人たちの歴史や想いを素直な文で表現していました。受賞後、朗読がありましたが、聞いているだけで情景が目に浮かぶ素晴らしい文です。
最後は記念撮影もありました。受賞した生徒は本が好きだと話していました。たくさんの本に触れることで、感性が磨かれたのでしょう。
2棟2階にある被服室の廊下には、1年生が家庭科の授業で制作した「畳縁のペンケース」が展示してあります。「畳縁」とは、畳表の切り落としである巾部分を補強する素材として使われるものです。和風なものからユニークな柄のものまであります。とても上手に仕上がっています。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生が英語の授業をしていました。ALTの先生の授業です。「Merry CHRISTMAS BINGO」というかわいいイラストが描かれたビンゴを楽しそうに取り組んでいました。
隣の学習室では、1年生が数学の授業をしていました。早く問題を解き終わったようで、メッセージをじっくりと考えながら書いていました。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し3組の教室をのぞいてみると、社会の授業が行われていました。
本日の授業は、「北アメリカ」についての学習です。最初に、先生が国旗を電子黒板に映しだし、どこの国か質問をしました。最初はメキシコでしたが、「タコシティ」と答えた生徒がいたので、みんなが興味を持ちました。外国ではこのように呼ばれることもあるようです。それ以外にも、カナダやアメリカ合衆国の旗が出ました。
本日の授業の目標は、「アメリカの気候と文化を知る」です。「アメリカといえば‥」というお題で各自が考え、それをクロムブックに入力して、電子黒板で共有しました。「ハンバーガー」「大谷翔平」「レブロン・ジェームズ」「自由の女神」を挙げた生徒もいれば、「バイデン大統領」「トランプ次期大統領」を挙げた生徒もいました。先生が質問しました。「『自由の女神』って、どこを向いているか知ってる?」さすがに、出てきません。正解は「フランス」のようです。外国のことを知り、それを理解できるようになれば、視野も広がっていきます。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し2組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「第1・2場面のメロスと王の人物像を捉えよう」です。有名な太宰治の「走れメロス」についての学習です。最初に登場人物を確認しました。「メロス」「セリヌンティウス(石工)」「王(ディオニス)」です。「『石工』って何?」という質問があり、先生がクロムブックで調べて、電子黒板に映しだしました。「王」のところで、生徒から「暴君」という言葉が出てきたので、先生が「『暴君』って何だかわかる?」と質問をしました。ある生徒は、「よく怒る人」と答えていました。
その後、メロスの人物像について、それぞれでクロムブックに入力し、それを電子黒板で共有しました。生徒から出てきた意見は、「単純」「のんき」「正義感がある」「嘘をつくことが嫌い」「妹思い」などです。名作をじっくりと味わってほしいです。
今週も早くも後半になりました。本日も相変わらず良い天候に恵まれています。玉川中学校では、本日より4日間、1・2年生の三者面談が予定されています。
本日1校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き2組の教室をのぞいてみると、社会の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「ワーク・ライフ・バランスを考える」です。最初に先生が質問をします。「『ワーク・ライフ・バランス』って、最近出てきたけど、どこだか覚えていますか?」なかなか生徒の反応がありません。さらに先生は、「『VUCA』って、覚えている?プリントに書いてあったよね」と言います。「ワーク」が仕事、「ライフ」が生活、いわゆる私生活、そのバランスを考えると先生が補足します。
授業の中では、「終身雇用制」「年功序列」などの用語も学習しました。最後には、「働き方改革」まで話が及びました。残業をしないようという企業があったり、学校も夜7:00になると留守番電話に切り替わるなどの話をしていました。現代社会のことがわかる興味深い授業でした。
あいさつの後は、いよいよ生徒会本部役員の登場です。本日は欠席の生徒がいたため、5名の参加です。最初に自己紹介をし、生徒会長が生徒会活動について説明しました。
その後は、グループ協議に参加しました。地域協働(防災安全)グループと環境整備(環境美化)グループに分かれ、それぞれに生徒会本部役員も入りました。地域協働グループでは主に防災訓練について、環境整備グループでは主に除草作業について協議しました。生徒たちは大人の中でしっかりと意見を言っていました。
協議が終わってから、委員の方々に感想を聞いてみました。「大人だけでは出てこないアイデアがあって、非常に有意義な時間だった」「中学生は意識が高い、『もっと知りたい』であふれている」「よく考えてくれている、動かすのは大人ではなく、子どもだ」などの意見をいただきました。
生徒が参加する初めての試みでしたが、有意義であったようです。
1年間で4回予定されている学校運営協議会の第3回が本日午後行われました。いつもなら夜の開催ですが、今回は生徒の授業の様子を参観していただくことと、会議に生徒会本部役員が参加することで、5校時からの設定になりました。5校時の授業を参観して、生徒がクロムブックや電子黒板を使って授業をしているところが新鮮だったようです。
5校時が終わり、委員の皆様は会議室に集まり、会議が行われました。最初に会長、そして校長先生からのあいさつがありました。
玉川中学校の生徒会はいろいろな活動をしています。その一つが、「ハートフル掲示板」です。これは、他学年との交流の場ということを目的に行われています。
これについて、生徒会長が給食の時間に放送していました。今回のお題は「クリスマスにほしいものは?」です。どんな意見が寄せられるのか、今から楽しみです。
先日からお伝えしている通り、玉川中学校では今週が「校内人権週間」です。昨日に引き続き、本日も給食の時間に広報委員が人権作文を朗読しました。
「『かわいそう』ではありません」という中学3年生の作文です。筆者が保育園児だったときに、弟を抱っこしていた母親に向けて、近くを歩いていたおばあさんが「分かっていたら産まなくてもよかったのにね。かわいそうに。」と言ったそうです。筆者はそのとき、「かわいそう」とは何を指しているのかわかりませんでした。弟は先天性の心疾患がありました。言葉の意味を理解したのは、数年後でした。そのとき、燃えるような怒りを感じたようです。自分とは異なる面を持つ人のことを「かわいそう」に感じる人は実は多くいるのではないかと筆者は思っているようです。多様性とは、一人ひとりの生き方を尊重していくことで、ありのままを認めて、毎日を共に生きることだと思っています。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟4階に行ってみると、音楽室からリコーダーの音が聞こえてきます。中をのぞいてみると、3年生が流暢にリコーダーを吹いています。「きらきら星」や「ラヴァーズコンチェルト」がきれいに鳴り響いていました。先生からは姿勢についてのアドバイスをもらいました。
2棟2階の学習室では、1年生が数学の授業が行っていました。クロムブックで「eライブラリ」を使っての学習です。図形についてで、対称移動や距離について先生のサポートを受けながら取り組んでいました。
学習室の廊下には、社会の授業で学習した観光地の日本地図をチラシで作ったものが掲示されています。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに行き3組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業は、「書写」の授業です。4時間授業の2回目のようです。「夢の実現」のための練習で、前回「夢」を書いたので、本日は「実」です。先生が本日の流れを説明しました。①中(大)筆で「実」を練習 ②小筆で「一年 名前」を練習 です。先生が注意事項を伝えました。「この字は最初に(1画目)種をまくんだよ(しっかりと)」と言いました。そして、「左払いが難しい。下に伸ばすのではなく、はじめからゆっくり左払い」と先生が黒板で手本を見せ、強調しました。静かに、取り組んでいました。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し3組の教室をのぞいてみると、理科の授業が行わていました。
本日の授業は、「日本付近の気団と四季」についての学習です。4つの気団の劇を行うようです。実際に入る前に、先生から2つ注意がありました。①みんなで楽しく、気団に性格をつけて ②テストのときに思い出せるくらいの演技をしてほしい、例えば「そういえば、〇〇さん、シベリア気団やっていたな」という感じです。
その後、4人1組になり、役割分担をしました。「ナレーターとシベリア気団」は読むのがうまい人、「揚子江気団」は明るすぎる人、「小笠原気団」と「オホーツク海気団」はケンカするほど仲の良い人たちということです。役割分担をして、気団が書かれた紙を頭や胸に貼り、迫真の演技をしていました。とても楽しそうで盛り上がっていました。
週の真ん中水曜日になりました。本日も朝から陽射しに恵まれ、良い天候になっています。これで何日晴れが続いているのでしょうか。
本日1校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き3組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「『故郷』における私とルントーとの回想シーンから二人の関係性を捉える」です。有名な魯迅の「故郷」についての学習です。
最初に復習をしました。「これまでの情景描写はどうだった?」と先生が聞くと、生徒が次々に答えました。「真冬」「鉛色の空」「わびしい村々」そして、先生が「これらを聞いてどう思う?」と生徒に質問すると、「暗い」という答えが返ってきました。そして、生徒が朗読していきました。
後半では、ワークで「ルントーの思い出」ということで、鳥を捕まえる場面を確認しました。それに結びつけて、ある生徒に経験を聞いていました。趣深い読み物です。
1棟3階にある1年生のフロアの教室の壁には、国語の授業で制作した作品が掲示されています。
「私のなりたい『わたし』」というタイトルで、なりたい自分を毛筆で漢字一字で表し、その下には「この一字を選んだ理由」を硬筆で書いています。例えば、「優」という字を選んだ生徒は「誰にでも優しく、みんなに明るく接したい。優しくするだけじゃなく、注意したり、正しいことを言えるようにしたい」と書いています。「健」という字を選んだ生徒は「僕は、この一年を振り返って、不健康だなと思ったので、この漢字にしました」と書いています。「努」という字を選んだ生徒は「目標のために、精一杯努力ができる人になりたいという思いで、努力の努めるという字にしました」と書いています。
昨日お伝えしたとおり、玉川中学校では今週1週間が「校内人権週間」です。昨日の予告通り、本日の給食の時間には広報委員が人権作文を朗読しました。
「僕らは今を生きる」という作文です。筆者の祖父の認知症についてです。祖父は陶芸教室の先生をしていましたが、認知症になり陶芸教室も閉め、どこにも行かなくなったようです。筆者のことばでは、祖父の中で「何か」が消えてしまったと表現しています。母からは「おじいちゃんは『今を生きる人』になった」と伝えられました。総合的な学習の時間で、福祉体験学習をしました。そこで、認知症について学習しました。日本は高齢化が進んでいるが、正しい知識を身につけ、相手を理解することが大切だといっていました。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、国語の授業が行われていました。「漢字テスト」と書かれたプリントを学習しています。自分の力で書けたり、辞書で調べて書いたり、サポートの先生に教えてもらったり、いずれにしろ粘り強く取り組んでいます。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し1組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業は、書写で「夢」という字を書きます。4時間授業のうちの1回目の授業です。
先生が最初に授業の流れを説明しました。1.中(大)筆で「夢」を練習 2.小筆で左側に「一年 名前」を練習 3.一枚 上手にかけた作品を保管 このような感じです。筆を持つと、自然に無口になります。気持ちを落ち着かせて書いています。さて、どのような作品ができるでしょうか。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し2組の教室をのぞいてみると、社会の授業が行われていました。
本日の授業のテーマは、「東京にはなぜ多くの人が集まるのだろう?」です。クロムブックを使って、みんなで国会議事堂の近くを見ていました。国土交通省や国会記者会館があります。先生が「総理大臣が住んでいるところは?」と投げかけると、「石田?いや石破さん」という声が聞こえました。そして、内閣総理大臣公邸を見つけました。次は、日本銀行旧館です。上から見ると、なんと「円」という漢字です。さすがに生徒からは、「スゴすぎる!」という声が聞こえました。このようにクロムブックを使って、その場所には行けなくても、その場所の情報はたくさん得られます。あとは、これらの情報を取捨選択する力をつけなければなりません。
今朝も寒かったですが、陽射しに恵まれ徐々に暖かな陽気になってきました。本日も玉中生は元気に学校生活を送っています。
本日2校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き1組の教室をのぞいてみると、英語の授業が行われていました。
本日の授業は、「物語のよみとり」です。最初に登場人物(?)を確認しました。「Miss Merriweather」「Mr. McBee」「Lion」です。そして先生が、「Please open your textbook page114.」といいました。電子黒板を使って英文を流し、その後、先生が質問をしました。「ライオンが、①叱られたこと ②許可されたこと は、何でしょう?」周りの人と共有して、①については本文中の英文「If you cannot be quiet, you will have to leave.」に着目しました。また、②については、「be allowed to ~」で「~を許可される」ということを学習しました。
入試には長文読解もあるので、しっかりと長文を読みとれるようにしたいものです。
2棟1階の2年生のフロアの廊下には、学級委員が作成したクリスマスについての掲示があります。よく「メリークリスマス」といいますが、「merry」とは、「陽気な」「愉快な」「楽しい」「浮かれた」などの意味があるようです。その他にも、サンタクロース、クリスマスリース、ジングルベルなどが調べられて掲示してありました。いろいろな文化を理解し、共生していくことは大切なことです。
本日の給食は、クリスマスを意識したものでした。メニューは、コンソメスープ、ピラフ、モチコチキン、パプリカとブロッコリーのソテー、クリスマスケーキ、牛乳です。ケーキはサンタさんの絵が描かれたかわいい箱に入っていました。ケーキがあるだけで、生徒には笑顔が見られました。
世間では、12月4日~10日が「人権週間」ですが、玉川中学校では今週(9日~13日)が人権週間です。
本日の給食の時間には、広報委員が「人権週間」について放送しました。1948年12月10日の「世界人権宣言」のこと、基本的人権の尊重や人権デーのことなどを話しました。そして、いろいろな問題を解決するためには、人権問題を自分のこととしてとらえ、相手の気持ちを考えることが大切であるということです。これを機会にもう一度考えたいものです。明日からは、人権作文を放送します。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生と1年生が英語の授業をしていました。ここのところ、よく使っている「英語ワードサーチ」というプリントです。英単語を組み合わせて、単語を作ります。ある生徒が解けたようで、うれしそうに先生のところに持ってきました。「monkey」が答えのようです。その後も、集中して取り組んでいました。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し3組の教室をのぞいてみると、社会の授業が行われていました。
本日の授業は、単元の最後のようで、復習をしていきました。アフリカについてです。先生が一問一答式で質問していきます。「アフリカを流れる世界で一番長い川は?」「アフリカ最大の砂漠は?」などのようです。挙手をしてどんどん答えていきました。少しレベルを上げて、「プランテーション農業を説明できる人?」こうなると、手を挙げる人は少なくなりました。その後、単元シートを使って、単元の振り返りをしました。
最後は、みんなが大好きな「Kahoot!」です。先生が「地理と歴史のどっちがいい?」と聞くと、「地理」という声が多かったです。次のような問題です。「中国のおよそ90%を占める民族は?」とにかく、答えるスピードが速いです。電子黒板に結果が出て、自然と笑顔が見られるようになりました。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し1組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「漢詩の表現の効果について考えよう」です。有名な杜甫の「春望」の学習です。「国破れて 山河在り 城春にして 草木(そうもく)深し」というものです。この詩には、「対句」の表現があります。「対句」とは何か?周りの友達と確認しました。ある生徒が「もとになるものと反対の意味になっているもの」と答えていました。上の詩では、「国」と「城」、「山河」と「草木」が対句になっています。なかなか難しいものですが、少しずつでも理解できると、古い中国のこともわかってくるのではないでしょうか。
12月第2週に入りました。先週は陽射しもあり暖かい日が続きましたが、本日の朝はこの冬でも一番の寒さだと思います。季節はしっかり移っています。
本日2校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き2組の教室をのぞいてみると、社会の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「競争の大切さを理解する」です。「企業競争の役割」についての学習です。教科書に載っている円グラフを確認しました。乗用車では「T社」「H社」「S社」、携帯電話の契約数では「N社」「K社」「S社」と書いてありました。先生と一緒に一つ一つ確認していきました。その他にも「カルテル」や「独占禁止法」などのことばを学習していきました。最後に、ワークシートに書いてある質問を考えました。次のようです。「次の商品を生産している企業はどんな企業か?」飲料水、カレールウ、カップ麺、テレビ、ガソリンスタンドについて、クロムブックで調べて書きこんでいきました。
12月に入ると、巷ではクリスマスモード一色に塗り替えられます。玉川中学校でも、気がついてみると、クリスマスモードに入っていました。職員玄関にはリースが飾られていたり、入った正面にもクリスマスのものが飾られていたりします。こうした雰囲気で、お客様も迎えています。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生が数学の授業をしていました。プリントで方程式を解いています。先生のサポートを受けながらも、結構正解しています。
隣の学習室では、1年生が英語の授業をしていました。電子黒板に動画を映しています。イギリスのクリスマスについての内容です。国によって少し違うところと、同時に英語で答えているところを興味深げに視聴していました。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し2組の教室をのぞいてみると、社会の授業が行われていました。
本日の授業は、アフリカについての学習です。ワークシートをうめながら授業が進んでいきました。例えば、「植民地支配された国の言語を公用語とする国が多い」「民族同士の対立が起きているが、先進国や非政府組織NGOが解決に取り組んでいる」などと学習しました。
教科書にある2つの写真を比べて、何か気づくことはあるか?と先生が質問しました。生徒から出てきた回答は、「発展しているところと発展していないところがある」「車があるところとないところがある」「建物の質が違う」などがありました。そこで、先生はすかさず、「屋根が雨漏りしていたらどう思う?」と質問をします。「や~ね」という答えを期待しているようでした。その他にも先生がアフリカについて説明していると、「なるほど」という声が生徒から聞かれました。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し2組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「作品に描かれた情景や心情を捉え、漢詩を味わう」です。漢詩の学習です。有名な李白の「黄鶴楼にて 孟浩然の 広陵に之くを送る」を取り上げました。先生が「詩の形式は?」と質問すると、周りの友達と相談して、「七言絶句」と回答が返ってきます。「では、どんな構成かな?」と先生が質問を続けると、今度は「起承転結」と答えました。先生は、「漢詩はラップみたいに『韻』をふんでいる」とも言っていました。
今週も早くも週末になりました。本日も引き続き良い天候に恵まれています。2学期も残り10日余りです。
本日1校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き3組の教室をのぞいてみると、英語の授業が行われていました。
最初に電子黒板を使って、単語を発音しました。そして、「The Ig Nobel Prize」と書かれたプリントを読んで内容を確認していきました。
後半では、グループに分かれての話し合いです。「あなたの町を世界にPRしよう」というタイトルで、厚木市のおすすめの場所やお店をALTの先生に紹介するという学習です。3,4人グループで1つの場所を決めて、2分程度の発表をみんなの前でするようです。クロムブックを使って、厚木市のいろいろなところを調べながら、どのように発表するか話し合い、メモを取っていました。発表が今から楽しみです。
以前からお伝えしている通り、玉川中学校は自然豊かで学習環境に恵まれています。体育館の門の横にはサザンカ(八重)の木がたくさんの花を咲かせ、目を楽しませています。ピンクが本当に美しいです。
正門に目をやると、「厚木市立玉川中学校」と書かれた下の花壇には、ナデシコが美しく咲いています。しかも大きな花びらのものと小さなものがあり、どちらも本当に美しいです。こうして、心の豊かさの一助となっています。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、1年生が数学の授業をしていました。クロムブックで、「eライブラリ」を使って学習を進めていました。わからないところは先生のサポートを受けています。早く解けた生徒は、「マク〇ナル〇」の店員になりすまして、お店を始めました。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し1組の教室をのぞいてみると、美術の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「描かれている人物や状況から、自分なりの物語を想像する」です。「絵から物語をつむぐ」という授業です。
最初に先生が電子黒板に3つの絵を映し出しました。アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」、「風神雷神図屏風」、ヨハネス・フェルメールの「地理学者」です。この3つの絵の中から、1つを選び、第一印象をクロムブックに打ち込みました。それぞれが打ったものは、電子黒板で共有しました。「クリスティーナの世界」を選んだ生徒が多いようです。その次は、作品には何が描かれているか、描かれているものの形や色などの特徴、様子などから気づいたことを再びクロムブックに入力していました。
絵から物語をつむぐことができると、とても素敵です。楽しみにしたいです。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し1組の教室をのぞいてみると、理科の授業が行われていました。
本日の授業は、「温帯低気圧」についての学習です。天気予報を見ていると、ときどき「温帯低気圧」という言葉を聞くことがあります。「温帯低気圧」とは、中緯度帯で発生する、前線のある低気圧だそうです。そして、南東には温暖前線、南西には寒冷前線ができるようです。
生徒はこのような学習をした後、しくみを理解するために「温帯低気圧3Dペーパークラフト」という教材を班隊形にして、一生懸命に組み立てていました。まるで工作をしているようですが、楽しそうです。
今週も週末に近づいてきました。本日も天候に恵まれ、玉中生は元気に学校生活を送っています。
本日1校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き1組の教室と少人数教室をのぞいてみると、数学の少人数授業が行われていました。
片方の教室では、「三平方の定理」の単元が終わって、章末問題を解いていました。さすがに難しい問題もあり、「わからないです」という生徒がいると、友達同士教え合っていました。チームワークの良いクラスです。
もう片方の教室では、「ルートnを数直線上で表す」というタイトルで、コンパスを使ってノートに試行錯誤しながら書いていました。こちらも難しいので、教え合っています。これから「受験は団体戦」と言われますは、準備はできています。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生と1年生が授業をしていました。2学期が終わりに近づいてきているので、2学期の振り返りを書いています。他の生徒はメッセージを書いたりもしています。根気強く書くことができます。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し3組の教室をのぞいてみると、英語の授業が行われていました。
最初に、「宿題チェック」がありました。先生が一人ひとりの机を回って、宿題をチェックしていきました。その後は、毎回やっている「単語テスト」です。生徒はしっかりと覚えているようで、アッという間に6つの英単語を書きました。そして、隣同士で交換して、〇付けです。仲良くやっています。
そして、後半は教科書の会話文をパートに分かれて読みます。まずは練習です。近くの友達と仲良く練習しています。先生のことばを借りると、「速読み対決」です。先生のスタートの合図で、真剣に、そして速く本文を読んでいきました。こういう練習で、しっかりと英語が身につくとよいです。
今度は、グラウンドに足を運び見てみると、2年3組が保健体育の授業をしていました。
本日の授業は、「ソフトボール」です。本日が1回目の授業のようです。最初なので、2人1組になって、まずはゴロの捕り方を練習しました。先生からは、「体の正面で捕るんだよ」という言葉がかけられていました。次は、フライです。お手本になる生徒に向けて、先生がフライを上げます。そして、お手本の生徒がしっかりとキャッチ。他の生徒からは拍手が起こりました。先生からは、「落下地点に行って、グローブを上向きに捕るんだよ」とアドバイスがありました。投げる方も難しいようです。普段野球のような動作をすることがあまりないので、なかなか苦戦していました。
今週も週の真ん中水曜日になりました。ここのところと同様、本日も陽射しに恵まれ暖かな一日です。
本日2校時、2棟4階に行き美術室をのぞいてみると、3年2組が美術の授業をしていました。
本日の授業は、ここのところ3年生が取り組んでいる「てん刻」です。目標は、「『中学校の思い出』をテーマにしたデザインの、使いやすいハンコを石でつくる」です。
ワークシートに描いたデザインを前にいる先生のところにもっていき、チェックを受けます。先生からはアドバイスも出ています。ここで「OK!」が出ると、印面を平らにします。紙やすりを使って、大きな凸凹を平らにします。そして、ワークシートにトレーシングペーパーを重ね、印面のデザインをなぞります。持つところが、修学旅行で奈良公園にいた鹿になっている生徒もいました。友達と仲良く取り組んでいます。
ここのところ、良い天候に恵まれています。2棟裏のバスケットコートのわきには、紅葉があります。今年は10月の暖かさもあり紅葉が少し遅れていましたが、見事な「紅」が深まってきました。それが青空に一段と映えています。
以前からお伝えしている通り、玉川中学校では11/28~12/4が「玉中読書週間」です。ここのところ、給食の時間に図書委員がおすすめの本を紹介してくれたり、図書室に足を運んでみると、「図書委員さんのおすすめ本」のコーナーまであり、「貸出中」が続出しています。図書室でも読書をしている生徒が何人もいます。これを機会に、玉中生が本好きになってくれるとよいです。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生と1年生が社会の授業をしていました。電子黒板を使って、動画を視聴していました。愛媛県の松山市についての紹介です。松山がどう発展してきたか、江戸時代からの話をしていました。生徒は食い入るように見ていました。興味深いものです。
さらに、1棟3階にある1年生のフロアに移動し1組の教室をのぞいてみると、数学の授業が行われていました。
最初に、昨日までの復習と確認です。「線分ABの垂直二等分線」と「線分ABの中点M」の作図です。先生が黒板で大きなコンパスと三角定規を使って手本を示しました。
その後は、「鋭角」「直角」「鈍角」の学習です。「鈍角」は何とか読めたのですが、「鋭角」がなかなか読めません。すると、ある生徒が「鋭利(えいり)な刃物」といい、「えいかく」だということがわかりました。そして、今度はコンパスと定規を使って「角の二等分線」の作図です。他のクラスで90°を16等分した図を電子黒板に映しだすと、「きれい」という声があがりました。数学はこのように美しいものです。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに行き1組の教室をのぞいてみると、国語の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「『弓流』を読み、武士の価値観や生き方を考える」です。「平家物語」の学習です。
本文を読んでいき、「感に堪へる」という言葉が出てきたので、どういう意味なのかクロムブックを使って調べました。生徒が調べたところ、「非常に深い感動を表にあらわさない」です。打消しの語がつくと「深く感動する」という意味らしいです。また、「黒革緘の鎧」という言葉が出てくるので、先生が電子黒板を使って紹介していました。
その後も、例えば、「情けなし」という言葉が出てきます。これは誰に対してどう思ったのか、自分の考えをクロムブックに打ち込み、友達と共有しました。なかなか楽しそうです。
本日も朝から陽射しに恵まれ、暖かな一日です。暦の上では冬ですが、12月とは思えない陽気です。
本日1校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き3組の教室と少人数教室をのぞいてみると、数学の少人数授業が行われていました。
片方のクラスでは、「三平方の定理」の問題演習をしています。正四角錐の高さと体積を求める問題です。底面の1辺が6㎝の正方形でそれ以外の辺が9㎝の正四角錐です。正方形の対角線が1辺のルート2倍であることと、三平方の定理を使って求めていました。さすがに難しいです。
もう片方のクラスでは、座席を先生の方に向けていました。やる気を感じます。正三角形ABCの各辺は、円Oの接線で、円Oの半径を3㎝としたときの影をつけた部分の面積を求める問題です。なかなか難しい問題なので、友達と教え合って進めていました。すっかり受験生です。
先週から始まった図書委員のおすすめの本の紹介もとうとう最終回となりました。本日も給食の時間を使って、2年生2名が紹介してくれました。一人目は井上祐紀さんの「10代から身につけたい ギリギリな自分を助ける方法」です。そして、二人目は氏田雄介さんの「54字の物語」です。どちらも自分の考えを交えて、おすすめのポイント等を紹介してくれました。「本離れ」が叫ばれる今だからこそ、手に取ってほしいものです。
今度は、学習室の授業をのぞいてみました。2棟2階にある学習室では、3年生と1年生が英語の授業をしていました。ここのところ取り組んでいる「英語ワードサーチ」のプリントで学習しています。「careful」「clean」「doctor」などの単語を見つけ出していました。先生と楽しそうに進めていました。
さらに、2棟2階にある被服室に移動し中をのぞいてみると、1年2組が家庭科の授業をしていました。
本日の授業は、ここのところ製作している「かんたんペンケース」づくりです。先生から本日の授業流れの説明がありました。それから、たての本返し縫いができた生徒から、先生に見せに行きました。友達と仲良く作業を進めている生徒もいれば、先生のサポートを受けながらの生徒もいます。何かを作ることは楽しいようで、楽しそうに作業を進めている様子がいくつも見られました。
今度は、2棟1階にある2年生のフロアに移動し2組の教室をのぞいてみると、技術の授業が行われていました。
本日の授業は、「機械が動く仕組みについて知ろう」というワークシートを使って進みました。先生がいくつかの機械を見せました。かさ歯車、モーター、リンク機構などを電子黒板に映したり、前で実際に動かしたりしました。すると、生徒からは「すげえ」「かわいい」などのつぶやきが聞こえてきました。それ以外にも機械が動く仕組みを学習して、クロムブックを使って調べたりしていました。なかなか興味深いです。
2024年のカレンダーもとうとう1枚だけになってしまいました。この週末も玉中生は部活動の大会や年末一斉清掃に参加するなど、それぞれの場所で活躍していました。
本日2校時、1棟4階にある3年生のフロアに行き2組の教室をのぞいてみると、社会の授業が行われていました。
本日の授業の目標は、「賢い消費者になる」です。「消費者問題と政府の取り組み」についての学習です。電子黒板においしそうなアイスの画像を映して、先生が「あなたの好きなアイスは何ですか?」と質問しています。生徒が答えた商品を映し出し、パッケージに「ラクトアイス」と書いてあることを確認しました。
その後は、埼玉県で作成された動画を視聴しました。「ワンクリック請求」や「マルチ商法」についてです。なかなか面白いアニメで分かりやすく、生徒は真剣に見ていました。「ワンクリック請求」は画面上をクリックしただけで、「ご登録ありがとうございました」と表示され、登録料5万円を請求されるという話でした。しかし、請求をされても無視をすればよいと言っていました。
昨日11月30日(土)、あつぎ市民交流プラザを会場として、「あつぎヒューマンライツフェスタ」が開催されました。
厚木市長様からごあいさつがあった後、中学生人権作文・ポスターの表彰式が行われました。本校からは3年生2名、それぞれ「教育長賞」と「優秀賞」として表彰されました。少し緊張した表情でしたが、堂々とした所作でした。
表彰の後は、「教育長賞」を受賞した本校生徒が壇上で朗読しました。「いつか変わると信じて」というタイトルの作文で、家族の話から始まり、8年前に起こった「津久井やまゆり園事件」に結びつけ、「障がい者は弱者ではない」という考えのもと、全員が違いを認めた、平等な社会にするために自分たちが変えていかなければいけないという意思表示で結んでいます。大変すばらしい作文と朗読で、会場に参列している人がすべて聴きいっていました。
もうすぐ「人権週間」もあります。これを機会に普段の生活の中で大切にしなければ「人権」について考えたいものです。