いよいよ帰りの新幹線に乗り込み、京都を後にしました。行きと同様、新幹線の中ではカードゲームを楽しんだり、「おやつタイム」で友達とお菓子を分け合ったり、楽しい時間を過ごしました。疲れて眠る生徒は少なく、玉中生は最後まで元気です。
3日間でかけがえのない思い出がたくさんできました。この宝石のような思い出を胸にしまい、また心機一転して玉中ライフを送ってほしいです。
とうとう京都ともお別れです。ホームに移動し、帰りの新幹線を待ちます。楽しい思い出がたくさんできただけに、どこか寂しげです。
昼食の後は、京都駅に向かいました。清水の坂の下の交差点がそれほど混んでいなかったので、予定よりも早く京都駅に到着しました。時間にゆとりがあったので、構外に一度整列して、トイレ休憩や買い物の時間を少しとりました。最終日ですが、玉中生は元気です。
清水の坂の一番上にあるお土産屋さんで、昼食をとりました。京都らしく天ぷらうどんと炊き込みご飯が少しついていました。みんなで顔を突き合わせて食べると、何でもおいしいです。自然と笑顔が見られます。京都とももうすぐお別れです。
坂を上りきると、美しい門が姿を現しました。階段を上っていき、有名な「清水の舞台」に移動しました。そこから見える景色は絶景で、班で集まって記念撮影をしました。
この後は、班別散策です。どうしても、お土産が気になるようです。
河村能楽堂で素晴らしい体験をした後は、最後の訪問先である清水寺に向かいました。相変わらず京都は強い陽射しが照らしていますが、それでも玉中生は本日も元気です。駐車場でバスを降りてから、左右にあるお土産屋さんを横目で見ながら、清水の坂を上がっていきました。
「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、これもまさしくそうです。100回動画で見るよりも、1回の生の方がいかにすごいことか。「能」が650年も続いている理由を次のように話されていました。一つは、能は人の想いを伝えている。例えば、「戦はむなしい」ということです。これは現代にも通じます。もう一つは、少しずつ変わっているからだそうです。
1時間程度の短い時間でしたが、本物から得られた貴重な学習でした。
お囃子の後は、クラスからの代表生徒が3名ずつ舞台に上がりました。能の姿勢や歩き方を教わり、実際に歩いてみますが、どことなくぎこちないです。決して下を見てはいけないので、進みすぎて舞台から落ちないようにしなければなりません。代表生徒には、良い経験になってことでしょう。
能の面(おもて)をあててもらった生徒もいました。目が細くてなかなか見えないので、目の前しか見えないようです。これも貴重な体験です。
次は、能のお囃子です。「能管」という笛と小鼓、大鼓、今回はありませんが太鼓の4つがセットのようです。ひな祭りで見られる「5人囃子」はまさしくこれです。代表の生徒が舞台に上がり、実際に小鼓、大鼓を扱いましたが、なかなか良いかけ声と鼓の音が出ました。初めての経験ですが、立派です。
次は、能の衣装です。「唐織(からおり)」というそうです。生徒が身につけてもらいましたが、なかなか似合います。「いくらくらいだと思う?」と聞かれ、「3万円?」と答えると、なんと300万円くらいだそうです。しかも、注文をして織ってもらうので、半年から1年かかるそうです。次は、「縫箔(ぬいはく)」です。貴族の若い女の人が着るようです。汗をかくので、下には必ず綿を身につけるようです。右手を出すと働く女の人らしいです。最後は、「長絹(ちょうけん)」です。袖が長く、紫色です。紫はとても身分が高いことを表します。
能ができたのは、室町時代だそうです。3年連続で大きな災害があり、約10万人いた人のうち、およそ8万2千人ほどの人が亡くなったようです。「能」は亡くなった人のメッセージと言ってました。
能面を紹介してくれました。まずは、「翁(おきな)」です。農業の神様です。つけるのは男の人だけだそうです。次は、「小面(こおもて)」です。女の人で、15,6歳ということで、中学生とそれほど変わりません。目の穴の大きさは、7,8ミリらしいです。あまり前が見えません。最後は、「般若(はんにゃ)」です。女の人のことで、角があります。
能楽堂の人が能や能舞台について、丁寧にわかりやすく説明してくれました。能舞台の後ろは必ず「松」と決まっているようです。松はすぐにわかり絶対に変わらないからであり、お正月に飾られる「門松」はうちの家はここですということを表すようです。背後に「松」があり、側面には「竹」があり、「梅」がないのは、「芸の花」を咲かせると言っていました。能舞台の下には甕があり、これは板と共鳴するためらしいです。舞台を踏むとよい音がするわけです。
旅館をあとにして、最終日にまず向かったのは河村能楽堂です。バスを降りて敷地に入ると、一見普通の住宅ではないかと錯覚するのですが、中に入って進むと、そこには立派な能舞台が現れました。
楽しかった旅館での生活もお別れの時を迎えました。朝食をとって、出発の準備をしたら、1組から順番にロビーに降りてきました。荷物をトラックに積み込んだ後は、みんなで整列して3日間お世話になった旅館の方に「ありがとうございました」とあいさつをしました。この出会いを大切にして、もう少し成長して旅館を訪れるようになれば、自分の成長も実感でき、中学校時代のかけがえのない思い出もよみがえってくることでしょう。
旅館の方々は大通りのバスのところまで見送りに来てくださり、横断幕を張って送ってくださいました。3日間、お世話になりました。
いよいよ修学旅行最終日を迎えました。本日も良い天候に恵まれています。おそらく暑くなりそうです。
朝6:00になると昨日同様、実行委員長のさわやかな声が館内に響きます。「京都が楽しすぎて、新幹線に乗り遅れないようにしましょう」という話や本日の「めざましジャンケン」はポイントが2倍のようです。
1日目と流れは同じです。実行委員会の後は係別会議です。そして、それを受けて学級別会議です。大切な送り状の使い方を学級委員が説明して、実行委員やクラスの係長から本日の振り返りと明日に向けての話がありました。
この後は就寝準備です。本日は班別散策で疲れたと思うので、しっかりと疲れをとってほしいです。
楽しかった修学旅行2日目も、まとめの時間になってきました。まずは、実行委員会です。添乗員さんから荷物の送り方や送り状の使い方の説明がありました。実行委員はクラスに伝達しなければいけないので、真剣に聞いています。さらに、本日の振り返りもしています。「時間がしっかり守れた」「点呼がスムーズだった」「班別散策がよくできた」など、良い報告もたくさんありました。
隣の大広間では、3組が盛り上がっていました。のぞいてみると、「じゃんけん列車」をしていました。とても簡単なゲームですが、やはり楽しそうです。みんなで1つの列車になるところに、クラスの一体感を感じます。後半では、ジェスチャーでの伝言ゲームをしていました。なかなかチームワークがよく、上手に伝言が伝わっているようです。
今度は大広間に移動しました。大広間では2組が4つのグループに分かれて、大ウノ大会をしていました。男女で混じってグループが構成され、みんなでやるとやはり楽しそうです。お行儀よく楽しんでいました。
こちらも1日目同様、20:00からは「クラスの時間」です。ロビーに行くと、1組の笑い声が聞こえてきます。本日は、「震源地ゲーム」をしていました。鬼になった生徒をみんなで囲み、誰かの動作を他の人全員でマネをして、誰が震源地なのか当てるゲームです。
なかなか当たらない鬼もいれば、すぐに震源地を当ててしまう鬼もいます。何が違うのかわかりませんが、とにかくクラス全員で楽しそうです。
1日目同様、入浴の後は、夕食です。今回も旅館の方々が一膳一膳運んでくれ、そこに適量のご飯をよそりました。京都では最後の夕食です。仲間と一緒に味わって、完食してほしいです。どの部屋も笑顔でいっぱいです。
班別散策からすべての班が旅館に帰ってきて、入浴まで少し時間があります。散策のために疲れていると思いきや、ロビーに降りてきて「指スマ」という手遊びで遊んでいる生徒を見かけます。とにかく元気です。
続々と玉中生が旅館に帰ってきます。どの班も笑顔の生徒が多く、手にはお土産らしい手提げ袋を持っています。とにかく元気に戻ってきてくれることが何よりです。それとともに、たくさんのかけがえのない思い出もできたようです。
旅館に玉中生が帰ってきました。班ごとにまとまって、帰着チェックを受けます。健康面や計画の変更、トラブルなどを聞かれていましたが、大きなことはありませんでした。とにかく、みんなが元気に戻ってくることが一番大切です。暑くて大変だったと思いますが、それほど疲れた表情は見られません。
10:00に二条城からスタートした班別散策は、15:00にすべての班が錦市場までタクシーで来て、そこでタクシーとはお別れです。さらに、錦市場でもお土産など買い物をする人もいますが、徐々に旅館の近くに玉中生の姿が見えるようになってきました。疲れているとは思いますが、あまり表情には見られなく、手にはお土産らしい手提げ袋を持っている生徒が多いです。
良い天候に恵まれたことはよいのですが、昨日の奈良公園同様、とにかく陽射しが強いです。こんなに暑い中ですが、金閣寺を訪れる玉中生の顔は笑顔ばかりです。中学校の校外学習の集大成である修学旅行をしっかりと自分の心のアルバムに刻み込んでいます。
二条城からタクシーを使って、京都市内班別散策がスタートしました。これは1学期に班ごとに話し合って計画した行程を回ります。計画を見ると、金閣寺、伏見稲荷、北野天満宮などを計画に入れている班が多いです。
金閣寺の前で待っていると、玉中生が現れました。ドライバーさんと一緒で、説明を受けています。入口に入るときに「鹿苑寺」と書いてあり、何と読むのかとドライバーさんに質問されましたが、答えられませんでした。その後も金閣寺について説明を受け、入口の門の前で記念撮影をしました。良い笑顔です。
二条城の見学までは学年すべてが一緒でしたが、ここからはいよいよ京都市内の班別散策がスタートします。班ごとでタクシー移動です。タクシーを乗り間違えないように、運転手の方々が二条城の中に迎えに来てくれました。班ごとにご対面をして、タクシーへ移動です。
二の丸御殿を見学した後は、休憩を兼ねて班別散策になりました。休憩所に入る班も多く、その中にはガチャガチャが置かれていて、生徒たちには人気でした。何をやっても仲間と一緒だと楽しいです。
「国宝」二の丸御殿にいよいよ入ります。靴をクラスごとにげた箱に入れ、順路を進みます。さすがにここでは撮影禁止です。
中を進んでみると、書院や「~の間」というところがいくつもあり、どれも美しいとともに重みがあります。中には、「これ教科書で見たことある」というところが現れました。江戸末期に「大政奉還」が行われた場所です。一気に160年間にタイムスリップです。
昨日は、奈良公園でクラス写真を撮影しましたが、2回目のクラス写真は「国宝」二の丸御殿をバックにです。クラス写真を撮影することにも慣れ、みんないい顔をしています。この写真も「一生の宝物」です。
二条城についた後は、門をくぐって中に入ります。建物の作りがしっかりしていて美しいです。歴史の重みを感じます。二の丸御殿の前まで移動しました。
起床した後は、布団を片付けたり、朝の準備をしたりしました。そして、朝食をとった後は、着替えや荷物の整理をし、2日目の出発の準備をします。
8:15、1組からクラスごとに整列して、旅館から二条城に向かいました。京都市内の道路を徒歩で向かうので、昨日の反省を生かして広がらないように整然と移動しました。30分程度歩くと、美しい世界遺産「二条城」が見えてきました。
修学旅行2日目の朝6:00になりました。起床・ふとんの片付けです。しっかり者の実行委員長がロビーに降りてきて、起床のための館内放送の準備をしました。そして、時間になり放送開始。本日の班別散策の話をしたり、最後は「めざましジャンケン」ということでグーを出しましたが、実は館内に放送は流れていませんでした。スイッチを1つ押し忘れたようです。気を取り直して、TAKE2です。今度はさわやかな声が館内中に響きました。
実行委員会の後は各係ごとに部屋に集まり、「係別会議」を行いました。それを受けて、本日の最後は、「学級別会議」です。イメージでいうと、普段の学校生活の「帰りの会」です。「クラスの時間」を過ごした会場にクラスごとに集まり、学級委員の司会で進行していきました。班長係から順番に係長が報告しました。服装や時間のこと、スリッパや細い道路での歩き方のことなど、明日に生かしたいものばかりです。
学級別会議の後は、それぞれの部屋に戻り、就寝準備をして楽しくて疲れた体を休めます。
修学旅行1日目も、そろそろまとめの時間になってきました。楽しかった「クラスの時間」の後は、実行委員会です。本日1日過ごして、良かった点や課題点を洗い出しました。「公共交通機関でのマナーが守れた」「学級レクが盛り上がった」「しおりを見て、行動できなかった」などの意見が出ました。1日目の課題が2日目に改善できると、さらに良い修学旅行になることでしょう。
隣の大広間では、3組が「クラスの時間」を楽しんでいました。クラスが大きな円になってやっていたのは、「バースデーリング」です。誕生日順にリングをつなげていきます。かなり合っていたらしく、拍手が起こっていました。これだけではありません。今度は「震源地ゲーム」です。クラスの誰かがやったしぐさを他の全員がマネをします。誰が大元なのかを当てます。担任の先生が鬼になり、円の中に入り慎重に生徒を観察しますが、全然当たりそうにありません。さすがに困ってしまい、笑うしかありません。とにかく、楽しいひと時でした。
ロビーから大広間に移ると、今度は2組が「クラスの時間」を楽しんでいます。とにかく、動きが激しいです。「なんでもバスケット」をしていることがすぐにわかりました。何をやるにしても、クラスの仲間と過ごす時間は楽しいものです。この日に誕生日の生徒がいて、みんなで「Happy Birthday」を歌っていました。これもクラスの良さです。
夕食の後、20:00からは「クラスの時間」でした。ロビーに行くと、1組の生徒が集まっていました。最初は何をやっているのかよくわからなかったですが、「パリコレごっこ」をしているようです。クラスのみんなの前にさっそうと現れ、ポーズを決めます。すると、大爆笑!あんなに笑っている姿はなかなか見ることができません。クラスの仲を深める大切な時間です。
旅館について、室長会議が終わったら、自分の宿泊する部屋に入って荷物の整理などをしました。そして、まずは旅を疲れをとるために入浴です。クラスごとに入りました。入浴後の片付けや清掃もきちんとできます。
そして、待ちに待った夕食です。旅館の人が一人ひとりのお膳を運んでくれます。ご飯はそれぞれ自分に適した量を盛ります。友達といると食が進むのか、日本昔話のような盛り方もありました。そして、みんなの準備ができたら、手を合わせて「いただきます」。「寝食を共にする」という言葉がありますが、食事を一緒にすることで仲が深まります。いつも以上の笑顔で夕食を楽しみました。
いよいよ旅館に到着しました。生徒は階段を上がって、それぞれの部屋へ移動しました。その間、ロビーでは室長会議です。旅館の人から非常口の説明などを丁寧に受けました。学年主任の先生からも話がありました。そして、3日間お世話になる旅館の人に「お願いします」のあいさつをしました。
奈良公園をあとにして、再び京都に向かいました。本日は移動が多いですが、それでも玉中生は元気です。宿泊する旅館に向かっていますが、旅館の近くの道路はあまり広くないので大通りでバスを下車しました。すると、そこには旅館の方が迎えに来てくれていました。班ごとに旅館の人と一緒に移動しました。
奈良公園には鹿が多いとは聞いていましたが、まさか新種の鹿に出会うとは思いませんでした。玉中生には見えるのですが、頭にはかわいらしい角があります。奈良公園にすっかりとけこんでしまったようで、いつの間にか角も生えてきました。ソフトクリームを食べている鹿さえいました。
クラスでまとまって大仏殿まで移動しましたが、その後は班別散策です。班ごとにまとまって、奈良公園内を散策します。仲間と一緒にいるだけで、なぜか楽しくて笑顔が多く見られます。カメラマンの前を通ると、自然にポーズをとります。班ごとにまとまって、しっかりと散策ができました。
思い出深いクラス写真を撮影した後は、大仏殿に向かって移動しました。途中で南大門をくぐりますが、その左右には荘厳な金剛力士像がにらみを利かせて修学旅行生である玉中生を見守っていました。やがて、正面に有名な大仏殿が表れました。「百聞は一見に如かず」と言われますが、実際に見ると、感動もひとしおです。
奈良公園につくと、修学旅行の定番であるのが、鹿とコラボしたクラス写真です。事前に写真隊形を決めていたので、スムーズに並べましたが、とにかく暑いです。写真撮影をするだけですが、額から汗が流れます。鹿も係の人に先導され、上手に写真に写ってくれました。この仲間と修学旅行に行き、こうして撮った写真は一生の宝物です。
京都駅から、バスで奈良公園に移動しました。奈良公園もやはり強い陽射しです。奈良公園に入ると鹿が登場して、「あっ、鹿だ!」と喜んだり、カメラを向けたりする生徒が多かったです。暑いながらも楽しい奈良公園になりそうです。
新幹線の中で昼食をとり、12時過ぎには京都駅に到着しました。駅構内で一時整列をして、バスへ移動しました。
京都の陽射しはやはりこちらとは違いました。照りつける太陽の下、整列しながらバスに乗り込みました。
新幹線に乗り込むと間もなく、トランプやウノなどを友達と楽しむ姿がたくさん見られました。そして、待ちに待った「おやつタイム」です。友達と一緒にお菓子を練っている生徒もいれば、こちらに食べているお菓子を紹介してくれる生徒もいます。普段の学校生活では見られない楽しそうな一面です。2時間近い新幹線の旅も友達と一緒ならすぐに過ぎていきます。
くつろぎの時間は過ぎ、新幹線のホームへの移動の時間になりました。クラスごとに列を崩すことなく、スムーズにホームへ移動できました。
10:00を少し過ぎたころ、新幹線が入ってきました。学校で乗車練習はしたものの、「緊張の一瞬」です。ちゃんと全員が乗れるのか、自分の座席があるのか、新幹線に乗るだけですが、生徒は真剣です。「急いで!」「とにかく乗って!」などの声は聞こえましたが、何とか全員が乗車できました。乗車したら、自分の座席につき班ごとに素早く点呼です。
新幹線に乗り遅れることが絶対にできないので、時間はかなりゆとりを持って計画されています。出発式が終わって、ホームへ移動するまでに結構時間があります。トイレに行ったり、水分補給をしたりと、ゆったりとリラックスできる時間です。カメラマンさんに向かってピースサインをしたり、こちらではトランプ大会が始まりました。修学旅行ならではの至福の時です。
愛甲石田駅から小田原駅へは小田急線で移動しました。愛甲石田駅では時間通りに全員のチェックが終わり、慣れない早朝の電車に揺られながら小田原に向かいました。30分程度の電車の旅でしたが、生徒の顔からは疲れがみじんも感じられません。
開店前の本屋さんの前に整列して出発式です。実行委員の司会で式が流れていきます。きちんと座り、しっかりと話が聞けています。しおりを使って、3日間の行程の読み合わせです。3日間お世話になる2名の添乗員さんとカメラマンさんの紹介がありました。
愛甲石田駅での集合はクラスごとです。7:15の1組を皮切りに、2組は7:22、3組は7:30です。修学旅行が待ちきれないのか、予定よりだいぶ早く集合してくる生徒も少なくありません。班ごとに集まったら先生のチェックを受け、保健係が健康観察をしたら、ホームへと向かいます。笑顔がたくさん見られました。
9月4日(水)の早朝、愛甲石田駅には玉川中学校の先生方の姿がありました。天候にも恵まれ、もうすぐ集まってくる玉中3年生を待っています。3年生全員が3日間、無事に修学旅行を楽しみ、家に帰ることができることが最大にミッションです。先生方もどことなく、うれしそうです。
3日間の修学旅行があっという間に終わりました。みんなの協力で添乗員さんに褒められることが多く、校外学習の集大成である修学旅行を大成功で終わることができました。これからも常に「団体戦」の気持ちで取り組みましょう。
京都駅には旅館の方がホームまで見送りに来てくれました。生徒も疲れているはずですが、多くの生徒はお菓子をたくさん食べ、修学旅行を満喫しています。修学旅行も終わりに近づいてきました。
最後の訪問地清水寺です。清水の舞台や音羽の滝を見たあと、お土産を購入したり、甘いスイーツを食べたりし、うどんを食べて京都駅に向かいます。
河村能楽堂では能の歴史や楽器・衣装の紹介、代表者による体験、能の鑑賞など、日本の歴史を学ぶことができました。
本日も実行委員のモーニングコールが6:00に響き渡りました。和食の朝食を食べ、最終日に備えます。最終日は河村能楽堂と清水寺に行きます。最終日もしっかり学びましょう!
2日目も最後は会議で終了です。各係やクラスで反省し、最終日に備えます。添乗員さんからは全体の動きがとても早いとお褒めの言葉をいただいています。
本日のクラスレクも、どのクラスもとても盛り上がっていました。1組は「震源地ゲーム」2組は「UNO」、3組は「ジャンケン列車」などを行い、今まで以上にクラスの絆が深まり、修学旅行最終日も成功できそうな予感がしています。
2日目の夕食のメインはカットステーキでした。今日もお腹がすいていたのかすぐに食べ終わっていました。夕食の後は異様な盛り上がりを見せているクラスレクです。
京都を散策し、最後は錦市場を通り旅館に戻りました。全班帰着チェックに遅れることなく戻ることができました。このあとは入浴・夕飯・学級レクと続きます。
まずは旅館から二条城まで歩き、二の丸御殿をバックに集合写真を撮りました。その後はタクシーを使い京都を散策します。
2日目は実行委員のモーニングコールで6時に起床しました。すぐに布団を片付け、美味しい朝食です。
盛り上がったレクのあとは気持ちを切り替えて実行委員会・係別会議・クラス会議を行いました。1日目の反省を行い、二日目をより有意義に安全に活動できるよう会議が進められました。
会議のあとは就寝準備を行い、22:30に消灯となり、一日目の疲れからか、すぐに寝息が聞こえてきました。
一日目は大きなトラブルもなく無事に活動することができました。二日目も思い出に残る楽しい日にしましょう。
夕食のあとは、各クラスでレクを行いました。普段の学校生活とは違う盛り上がりを見せ、各クラス大変盛り上がっていました。
入浴後は待ちに待った夕食です。カレー鍋など美味しい夕飯をいただきました。
無事に京都の旅館に到着しました。入浴してから食事になります。入浴していない生徒たちは各部屋で楽しそうに過ごしています。一つの部屋では「人狼ゲーム」をしていました。
多くの鹿が迎えてくれて奈良公園に到着しました。奈良公園ではクラスごとの集合写真を撮り、大仏や金剛力士像、正倉院などを見学し、鹿と戯れていました。奈良もとても暑かったです。
新幹線で昼食を済ませ、12時12分に無事に京都駅に到着しました。
京都の天気は快晴でとても暑いです。これからバスで奈良公園に向かいます。バスの中ではレクなどを行い楽しんでいます。